Substackに必要なのは編集長の視点
AIが書ける時代に、人間が持つべき「判断力」の話
Substackで差がつくのは「書く力」ではない。
編集長の視点があるかどうかだ。
AIに記事を書かせる人が増えた。構成も出せる。言い換えも要約もできる。そうなると、人間は何を磨けばいいのか、わからなくなる。
答えはシンプルだ。
書く力の一段上にある「判断力」を磨く。
それが編集長の視点である。
■10万部の現場で見た、たった一つの分岐点
私は10万部を超えるベストセラーが生まれる現場に立ち会ったことがある。原稿にも深く関わっていた。
だが、そこで持ち帰った学びは「もっと上手く書けるようになろう」ではなかった。
売れるかどうかを決めていたのは、文章力ではなかった。
勝負は本文に入る前に、ほぼ決まっていた。何が決定的だったか。
編集長が出した、たった一つのタイトルだ。
そのタイトルは、多くの人が漠然と感じていた悩みを、たった一行で「自分のことだ!」に変えた。奇抜な表現や専門的な詳しさで攻めたのではない。
読者の日常の言葉で、「あ、わたしの探してたのこれだ」と思わせた。
原稿を書いていたのは自分だった。
でも、本を売っていたのは文章そのものではなかった。
■この話、Substackでもまったく同じだ
Substackで伸びている人を見ていると、共通点がある。
文章が上手いかどうかより、テーマの選び方と切り口が鋭い。
逆に、文章は丁寧なのに読まれないニュースレターもある。
何が違うのか。
違いは「書く前」にある。
誰に向けて書いているかが明確
読者の困りごとを自分の言葉で言い当てている
タイトルとサブタイトルで「自分のことだ」と思わせている
書くべきテーマと、書かなくていいテーマを選別している
これらはすべて、文章力ではなく編集長の視点だ。
■AIが来て、この問いはさらに鋭くなった
AIは書ける。かなり速く書ける。整った文章も、構成案も、タイトル案も出せる。
だが、こういう判断はAIにはできない。
「今このテーマを出すべきか」
「どの読者に向けて書くべきか」
「この一文は残すか削るか」
「無料で出すか、有料の壁の向こうに置くか」
AIは提案はしてくれるが、責任は取らない。
候補は出せる。でも、どれを選ぶかは決めてくれない。だからこそ、AI時代にSubstackで残る価値は「うまく書けること」だけではない。
何を選び、何を捨てるかを決めること。
その判断の精度と覚悟に、価値が移っていく。
■Substackの「編集長の視点」とは具体的に何か
Substackで編集長の視点を持つとは、こういうことだ。
1. テーマ設定
「自分が書きたいこと」ではなく「読者が今、言語化できていない悩み」を見つけること。
購読者が増えるニュースレターは、読者の言葉で読者の問題を語っている。
2. 入口の設計
タイトルとサブタイトルは記事の玄関だ。
Substackでは、メールの件名=タイトルがそのまま開封率を決める。
ここで「自分のことだ」と思わせられなければ、本文がどれだけ良くても読まれない。
3. 構成の判断
何を最初に持ってくるか。何を削るか。どこまで無料で見せるか。
これは書いた後に考えることではない。書く前に決めることだ。
4. 出す・出さないの判断
書いたものをすべて公開する必要はない。
「これは今じゃない」「これは自分のニュースレターの軸からずれている」と判断して引っ込める力。それも編集長の仕事だ。
■自分の中に「編集部」を持て
これから必要なのは「もっと上手に書けるようになること」だけではない。
自分の中に編集部を持つことだ。
リサーチする役割
構成を考える役割
書く役割
削る役割
それらを束ねて、最後に意思決定する役割。
その一番上にいるのが、編集長である自分だ。
AIは優秀な編集部員になる。
だが編集長は、人間がやる。
全部を自分で書かなくてもいい。
でも、全部の意味を決める。全部の責任を持つ。
最後に出すか出さないかを判断するのは自分だ。
■今日から変えられる、たった一つのこと
今日、Substackで記事を書くとき──AIに下書きを任せるにしても、自分で書くにしても──一つだけ先に決めてほしい。
誰に向けるのか
何をいちばん伝えたいのか
読んだ後にどう動いて欲しいのか
この3つを決めてから書き始めるのと、何も決めずに書き始めるのとでは、出てくるものがまるで変わる。
それが、編集長の視点の正体だ。
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AIは提案はしてくれるが、責任は取らない。
候補は出せる。でも、どれを選ぶかは決めてくれない。
何を選び、何を捨てるかを決めること。
その判断の精度と覚悟に、、、、。
この言葉 某野球選手の娘に、、これ以上は言うまい
今日も学習できました 書きたいように書いてきた自分の意識がよしださんと出会ってから変わってきました
実践できるように精進します
よしだ不健康さんがシュークリームを食べすぎないようにするには......
どういう切り口がいいか考えてみます